「無理ゲー社会」という本が気になって、買って読んでみました。
タイトルから、ゲームの普及した社会から世俗的に努力主義を批判する内容かと思いました。
けれど、結構、社会・科学的な要素を含めての努力主義(メリトクラシー)の批判する内容でした。
思ったよりも、内容が難しく感じる本かも知れません。
「自分らしさ」が90年代くらいでしょうか。
結構、生き方として重視されるようになってきましたが、自分らしさを発揮して生活を成り立たせるのはそんなに楽ではないように思えます。
また「自己責任」という言葉がかなり普遍的になったように思えます。
ひょっとしたら小泉総理の最大の功罪かも知れません。
この本は、解決策を提案してくれないところがちょっと残念です。
そして、Chat GPTなどのAIの普及によって、労働市場からあふれた人々をベーシックインカムにてわずかながらの救済を行うという時代が間近に迫っているのかもしれません。
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